読書感想文
「硝子の塔の殺人」を読んだので、読み返したくなりました。※硝子の塔の殺人の感想はこちらに書いています。 wan3ko5tan.hatenablog.com 犯人と最後の一番の「トリック」は覚えていたのですが、細かい内容はうろ覚えだったので、読んでいて新鮮でした。「館…
FGOやってるので読んでみた的な。(オタクなのでつい原典を調べてしまう的な) // リンク 概要 世界の伝説との類似性 ギルガメシュ王は実在の人物がモデル 注意点 概要 エンタメとしてのギルガメシュ叙事詩ではなく、原典をできる限り忠実に和訳することを試み…
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、刑事、霊能力者、小説家、料理人など、一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。この館で次々と惨劇が起こる。館の主人が毒殺され…
人体実験、非人道的な、背徳感のある言葉の響き、、、でも、なぜだか心惹かれちゃうんですよね、、、というわけで購入。 // リンク とりあえずの感想:長い!でもおもしろい!最後の解説がすばらしい! 概要 おまけもすばらしい 人体実験が行われた背景 エピ…
生きるとは、何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。直木賞受賞作『何者』に潜む謎がいま明かされる―。光太郎の初恋の相手とは誰なのか。理香と隆良の出会いは。社会人になったサワ先輩。烏丸ギンジの現在。瑞月の父親に起こった出来事。拓人と…
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようにな…
本の概要・ポイント! 3種類のお魚が、まな板の上で美味しそうなお寿司に変わっていく様を、美しい写真と解説付きで、臨場感たっぷりに味わえます。 2022年度 読書感想文 課題図書。 ただの「お魚図鑑」ではなく、「解剖学図鑑」として、学べます。 (functio…
日露の同時通訳で活躍された米原 万里氏のエッセイ集を読みました。 もし、あなたが同時通訳者だとして、現場で突然「他人のフンドシで相撲を取る」という表現が出てきたら、どう訳します?時間はないし、誤訳も困る。同時通訳は、次にどんな言葉が出てくる…
ついにSF長巨編3部作を読み終えました。いっきに読みすぎて、ブックマークも何もつけなかったので、感想を書くためにはまた最初から読み直さなければなりませんでしたwめちゃくちゃ面白かったです。 以下ネタバレ注意です。 あ、過去2作の感想もこちらに置…
株式市場に上場している企業が決算時に発表する財務諸表その中でも特に重要とされる貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の財務三表の読み方をとことん!やさしく!教えてくれる本です。
『描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方(週刊少年ジャンプ編集部) (集英社単行本)』(週刊少年ジャンプ編集部 著) // リンク 松井優征先生(魔人探偵脳噛ネウロ、暗殺教室、逃げ上手の若君を執筆されたジャンプマンガ作家さ…
2020年 第18回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作 たまにはミステリ人気作なんかも読んでおこうかな、というわけで購入。 かなりのネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。そして、かなりの辛口感想になってしまいましたので、そのあたりも…
ここ1,2年で感染症の蔓延予測を数理モデルで~みたいな話を耳にしたこともあり、 数理モデル=人の行動を数式で表し、行動結果を計算によって導き出す みたいなイメージを勝手にもちつつ、本書を読みました。 実際の数理モデルの世界はもっと多岐にわたって…
芥川賞受賞作、ということで気になっていた本書。読みました。「普通の生き方」ってなんだろう。 「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を食べ、夢の中でも…
Norotakeさんの、「なるほど!」な感じの表紙が印象的な本別にデザインをする職業についているわけでもないのに、こういう「デザインについてわかりやすく説明した本」ってつい買っちゃうのです。知識欲なのかな。
この本の概要・ポイント人の不幸は蜜の味?ちょっと読みづらい箇所もありますが、バブルの歴史を学べます! リンク (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.sc…
バブルの歴史が全然読み終わらないので箸休めにこちらの作品を読みました。怖いのに先が気になってどんどん読んでしまいめちゃくちゃ寝不足になりました。
また感想を書きづらい本を買ってしまった。同性愛者の主人公 夢生を中心としたサイコスリラーという感じでしょうか。(書評ではピカレスク恋愛小説という書き方をされています。) 確かに恋愛小説ではありますが、感動の要素は一切ありません(個人的な見解で…
タイトルにひかれて購入したこちらの本。表紙のイラストもポップで面白そうじゃん??? 経営者・管理職の必読書!! 人も、組織も、失敗上手が成功を手にします。本書は、失敗を成功の糧にする「失敗学」のメソッドを凝縮した決定版。あなたの仕事に革命をも…
久しぶりにミステリー小説を摂取しました。ミステリー小説を読むとき、自分はトリックとか真犯人とか、ほとんど予想せず、最後の種明かしを読んで、うおおおおそうだったのかあああ。と心から驚くタイプです 。 弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を…
普段読書するときは、kindleの機能で気になった個所にマーカーをひいてブログを書くときに読み返したりするのですが。 本書は、「ついぐいぐいと読んでしまって、全然マーカーひけてない、、、」てなるタイプの本でした。つまり最高でした。 全てではないで…
恐竜の専門家ではない「鳥類学者」である著者が恐竜についての解説と想像論を語る本書。著者いわく、"鳥の研究者が現生鳥類の形態や生態を介して恐竜の生活をプロファイリングした御伽噺"とのこと。 ・恐竜基礎知識をばっちりおさらい ・わたしたちは恐竜に…
史上初の「直木賞」と「本屋大賞」W受賞作品である、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」。 その「タイトルの意味」を考察しました。
どなたかSF作家さんが、こちらの本をTwitterで紹介していて、 気になったのでぽちりました。
FGOに影響され(すぎて)アーサー王物語の小説版に手を出しました。めっちゃおもしろいけど登場人物多すぎ地名多すぎ固有名詞多すぎ。3部作で各1部が上下巻に分かれています。合計6巻にわたる大長編です。第1部を読み終わったので感想を書きました。 なお残念…
1週間ほどかけて読みました。幸せな読書時間でした。寝不足になるから今日はここまで、、、ていうのができないんだよなーちくしょー時間どろぼー眠いぞー (誉め言葉) (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments…
いやー面白かった。人工知能?AI?機械学習?ディープラーニング?聞いたことはあるけど、結局のところよくわからんぞ、、、?そんな自分でもすいすい読めて、AIに関する初歩of初歩の知識が得られて、何より途方もなくおもしろい。そんな「AI解説本」でした…
映画化で話題の吉田修一の小説。都内の2LDKマンションに暮らす男女4人の若者達。「上辺だけの付き合い? 私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトル…
森博嗣作品を読むのはこれが2回目なのですが、ぬぬぬ、、、こちらも自分には合わなかった、、、読むのが辛かったです。ファンの方には申し訳ない。
こちらは池上さんの著書「そうだったのか!中国」の感想の後編になります。こちらでは書籍全体の感想をサラッと。 本書のポイント ・中国に影響を与えた(あるいは影響を受けた)主要各国との関係性を整理して学べる。 ・謀略の歴史と大量の登場人物 ・一応の…