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【2023年最新】読み始めたらとまらない!のめりこめるオススメ小説12選

記事内のリンクには広告を含みますが、本の感想は全て正直に楽しく書いてます。ぜひ最後までお楽しみください★

ちょっとずつ楽しむはずが、もう最終ページ。

時間を忘れて没入できる物語との出会いは、何にも代えがたい宝物ですよね。

そんな、読み始めたらとまらない、オススメ小説を集めました。

睡眠不足の覚悟はあるか??

こころをうつ、新時代の戦争小説

同志少女よ、敵を撃て

第二次世界大戦。独ソ戦。

人類史上まれにみる犠牲者を出した、この戦いには、多くのソ連軍女性兵士が参加していました。「女性狙撃兵」として何人も敵兵を殺した主人公が、戦いの終わりにみたものとは。

緊迫感あふれる市街戦の描写もさることながら、戦争に翻弄される兵士たちの姿が胸をうちます。

  • 著者:逢坂冬馬
  • 発売:2021/11/17 早川書房
  • Kindle Unlimited:対象外
  • Audibleの聴き放題対象(2023年7月現在) 
    → 冒頭5分の試聴はこちら 

    AudibleはAmazonが提供する本の朗読サービス。月額料金1500円ですが、現在2か月分3000円が無料になるキャンペーンを実施中です。

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    朗読は青木 瑠璃子さん。落ち着いた硬質なナレーションは理解しやすく、一方でキャラクターの熱を帯びたセリフに引き付けられます。

    「同志少女よ、敵を撃て」の世界観に、包み込まる、すばらしい朗読!
同志少女よ、敵を撃て の詳しい感想はこちら!

 

ハラハラがとまらない!サスペンス・スリラー

先の読めないスリリングな展開に、あなたも寝不足間違いなし!

ハラハラだけじゃない、練り込まれた物語に「やられた!」と、うなりたくなる作品を集めました。

 

殺人鬼にまつわる備忘録

記憶を操る能力を持った、最悪の殺人鬼。

対峙するのは、記憶が30分しか保持できない男!?

記憶代わりのノート、「記録」を唯一の武器に、絶望的な戦いに挑みます。

 

  • 著者:小林 泰三(こばやし やすみ)
  • 発売:2018/10/10 幻冬舎
  • Kindle Unlimited・Audible聴き放題:対象外(2023年7月現在)

 

殺人鬼にまつわる備忘録 詳しい感想はこちら!

 

殺戮にいたる病

凄惨な連続殺人。犯人と、犯人を追うもの。驚愕の結末に驚かされること間違いなし!

名作ミステリーとして、よく名前が挙がる本作品。ネタバレになるため多くは書けませんが、レビューなどを読まずに楽しんでもらいたい作品です。

暴力表現、性表現が多いため、苦手な方はご注意を。

  • 著者:我孫子武丸
  • 発売:1992/9/1 講談社
  • Kindle Unlimited・Audible聴き放題:対象外(2023年7月現在)

 

殺戮にいたる病 詳しい解説記事はこちら!(ネタバレ注意)

 

未来、希望、宇宙、哲学、名作SFたち

読む前と読んだ後で、あなたの世界観がかわる!

脳汁ドバドバ間違いなしの、傑作SFをご紹介!

 

三体シリーズより、1作目「三体」

全世界累計発行部数2900万部の大ヒットSF!

Netflixでのドラマ版配信も決定し(2024年1月予定)、まさに、今ノリにノッている作品。物語としては全3部作ですが、1作目「三体」だけでも、引き込まれます。

 

文化大革命という中国の血なまぐさい歴史と、VRゲーム「三体」がの織り成す謎。

いったい地球に何が起きているのか?まさに「睡眠時間泥棒」な作品です。

 

  • 著者:劉 慈欣
  • 発売:2019/7/4 早川書房
  • Kindle Unlimited:対象外
  • Audibleの聴き放題対象(2023年7月現在) 
    → 冒頭5分の試聴はこちら

    AudibleはAmazonが提供する本の朗読サービス。月額1500円ですが、初回登録時は無料体験できます。

    朗読は祐仙 勇さん。とにかく登場人物の多い作品ですが、見事な演じ分けで、紙書籍で読むより理解しやすいかもしれません。

    この方の読む「史強(登場人物のひとり)」のセリフが特に最高!史強の頼もしさが伝わってきます。

    すでに読了済みの方も、ドラマ版配信前に「聴く読書」で復習すれば、あらたな発見があるかも、、、?

 

三体シリーズ ネタバレなしの解説記事はこちら

プロジェクト・ヘイルメアリー

目覚めるとそこは宇宙船。ひとりぼっち、記憶なし。

孤独な男に課せられた地球を救うミッションとは?

持ち前の明るさと科学知識、クラフトで窮地を乗り越えていく姿に元気をもらえること、請け合いです!

後半の驚愕の展開にも注目!ネタバレ一切なしで読んでほしい!

  • 著者:アンディ ウィアー
  • 翻訳: 小野田 和子
  • 発売:早川書房 2021/12/16
  • Kindle Unlimited:対象外
  • Audibleの聴き放題対象(2023年8月現在)→冒頭5分を試聴してみる
 
  Audibleなら、紙書籍では聞けない「あの音」が聴けるのも注目ポイント!
  映画化も決まっている本作品。既読の方にもぜひ聴いてほしい1冊です。

 

紹介記事はこちら!(超ネタバレ注意)

 

新世界より

名作ぞろいの貴志祐介作品。どの作品も「とまらなくなる」に定評ありです。

わんこたんイチ押しは「新世界より」

牧歌的な農村の風景に、呪力をあやつる村人たち。どこか不思議で懐かしさも感じるその風景に、点々と「違和感」の染みが広がっていきます。

徐々に明らかになる世界の正体。最後にひっくり返る展開もたまりません!

これ以上はネタバレになるんだ、、、文庫版で上中下にわかれる長編だけど、とにかく読んでほしい!

  • 著者:貴志祐介
  • 発売:2008/1/24 講談社
  • Kindle Unlimited、Audible化:対象外(2023年8月現在)

 

紹介記事はこちら!(超ネタバレ注意)

 

トリックに酔いしれる!「とまらない」ミステリー小説

王道の本格ミステリから、ライトなお仕事ミステリまで!謎が解けるまで眠れなくなること間違いなしの、名作を集めました。

十角館の殺人

ミステリー好きにおすすめ作品を訪ねると、多分10人中10人が十角館の殺人を挙げるはず。日本ミステリ界の新たな時代を切り開いた伝説的な作品です。

しかし、じゃあどんな内容?と質問すると、みんな口を閉ざしてしまう。なぜなら、この作品はネタバレ抜きで読んでほしいから!

孤島、、、いわくつきの建物、、、7人の大学生、、、モゴモゴ

  • 著者:綾辻行人
  • 発売:1987/8/27 講談社
  • Kindle Unlimited、Audible:対象外(2023年8月現在)
紹介記事はこちら!(超ネタバレ注意)

硝子の塔の殺人

ひとつ前に紹介した「十角館の殺人」という作品に対する、「ラブレター」であり「挑戦状」ともいえる作品。

雪深い山中に閉ざされた硝子の塔。一癖も二癖もありそうな登場人物。ちょっと変わった名探偵。このいかにもな設定がたまらない!

本格ミステリー小説の集大成ともいうべき、豪華絢爛な謎解きの世界を、お楽しみください。

序盤に犯人が明かされる「倒叙ミステリ」のようにも見える本作。果たして真相は、、、?

 

元彼の遺言状

28歳ながら年収2000万近いエリート弁護士、剣持麗子。ふとしたきっかけで、彼女は、亡くなった元カレ、栄治の遺言状の謎にかかわることに。

「自分を殺した犯人に遺産を相続してほしい」という、奇妙な遺言状。麗子は謎をとけるのか?

剣持麗子の強烈ながら憎めないキャラに、夢中になって読みました。

奇抜なストーリーと思いきや、弁護士出身の著者による法律まわりのフォローがしっかりしており、ストレスなく楽しめるのも見どころです。

第19回『このミステリーがすごい! 』大賞 大賞受賞作!

  • 著者:新川帆立 
  • 発売:2021/1/8 宝島社
  • Kindle Unlimited:対象外
  • Audible:対象外
紹介記事はこちら

 

ザリガニの鳴くところ

沼地で見つかった男性の変死体。

家族に捨てられ、湿地の小屋でたくましく生きる少女。

2人に一体何があったのか?

出会いと別れ、美しく時に厳しくて残酷な自然。過去と現在を行きつ戻りつしながら、真相が明らかになっていきます。

ごめんなさい、前半は、ちょっと退屈かも?と思っていましたが、後半積み重ねたものが奔流のように押し寄せました 。本当に読むのが止まらなかった。

沼地の泥のように心にこびりつく作品。ぜひお試しください。

2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位です。

  • 著者:ディーリア・オーエンズ
  • 翻訳:友廣 純
  • 発売:2020/3/5 早川書房
  • Kindle  Unlimited 対象外
  • Audible 聴き放題対象 → 冒頭5分の試聴はこちら
紹介記事はこちら

 

人間こわい。心理描写がたくみな小説!

複雑でシリアスな人間模様の展開に、目が離せなくなる作品です。

何者

就活対策のため、集う4人の就活生。

互いに本音を隠しつつ、SNSに気持ちをのせる。そんな彼らがたどりつく、衝撃のラストとは。

SNS黎明期の作品ながら、今でも色あせないのは、この作品に「人間」の本質が描かれているせいかもしれません。

「何者か」になろうとしてあがく若者たちの姿。30代になった今読んでも、心をかきむしるものがあります。戦後最年少の直木賞受賞も納得!

映画化もされています。岡田将生くんカコイイ

紹介記事はこちら(ネタバレ注意!)

 

番外編:小説ではないけれど、、、抱腹絶倒のおすすめエッセイ!

とならない小説、ではなく、とまらない「エッセイ」ですが、わんこたんのお気に入りの1冊をご紹介!

人間をお休みしてヤギになってみた結果

人間ってつらいこといっぱい。仕事、人間関係、やりたいことをやりたいように
できない不自由さ、将来への不安、、、

なんなんでしょうね、人間。
人間やめて動物、たとえばヤギなんかになったら人生(ヤギ生)ゆるっと過ごせるんじゃないんですかね。

そんなわけで、そこで本当にヤギになってやる!と一念発起した男の話。

果たしてヤギになれるのか?結末まで(笑いが)とまらない、一冊です。

  • 著者:トーマス・トウェイツ
  • 翻訳: 村井理子
  • 発売:2017/11/1 新潮社
  • Kindle Unlimited:対象外
  • Audible:対象外

 

まとめ

以上、「読み始めたらとまらない!」をテーマに以下の12作品を紹介しました。

この記事が、あなたと本のステキな出会いのきっかけになりますように!
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