★WOWOWでドラマ版配信中!「三体」の解説はこちら★

ミステリー・サスペンス

二度読み必至の恋愛小説 イニシエーション・ラブ 乾くるみ 

僕とマユの出会いは7月の合コンだった。初めてのデート、たどたどしい会話、愛の深まり、そして……すべてを裏切る「あの1行」の衝撃。二度読み必至の恋愛小説「イニシエーション・ラブ/乾 くるみ」の感想を書きました。 イニシエーション・ラブ var today = n…

残る一人に選ばれるのは。極限ミステリー「方舟」の感想

とにかく何も知らないまま読んで!とおすすめされた「方舟」。読んでみたら最高におもしろくて最高に狂った展開に、度肝を抜かされました。方舟を読んだ感想を、できる限りネタバレなしで詳しく書きました。「週刊文春ミステリーベスト10」2022国内部門1位、…

真実を再生せよ!「きこえる/道尾秀介」の感想と、ほんのり解説

物語を読んで、QRコードをで音声を再生すると、、、浮かび上がる真実にあなたは気づけるか!?そんな挑戦的な小説「きこえる」の感想を書きました 音声ならではトリック!楽しかった〜 きこえる var today = new Date(); var day = today.getDate(); if( day…

最初に読みたい!クローズドサークルなミステリー小説 基本のおすすめ3冊

クローズドサークルミステリー。 それは閉ざされた空間で、登場人物が次々に欠けていく、残酷だけれど美しい物語。極限状況下で紡がれる物語は、緊張感と、謎解きの爽快感でやみつき間違いなし。 言葉自体は、平成になってから使われるようになりましたが、…

ミステリー好き必読の1冊!「そして誰もいなくなった」感想と解説 

吹雪の山荘に、鍵のかかった地下室に、あるいは絶海の孤島に閉じ込められて、、、そんなミステリー作品を誰しも一度は読んだことがあるのではないでしょうか。この記事ではそんな「クローズドサークルもの」を世に広めた元祖、ともいえる作品「そして誰もい…

迷路館の殺人 感想

実際に起きた事件をもとに書かれた、ミステリー小説「迷路館の殺人」。小説の結末は?そして小説に隠された真実とは?迷宮のような地下の館にいざなわれた、8人の客人。綾辻行人作「館シリーズ」の3作目。「迷路館の殺人」の感想と解説です。 館シリーズの中…

読み始めたらとまらない、究極のノンストップミステリー 爆弾/呉勝浩

酒屋で店員を暴行し連行された、さえない中年男。自称:スズキタゴサクただのつまらない男かと思いきや、そいつは希代の爆弾魔だった!爆発を阻止すべくタゴサクを取り調べる警察。しかしタゴサクの魔の手は捜査官にも及び始め、、、「このミステリーがすご…

出版業界をぶった斬る問題作!?作家刑事毒島の感想を書きました

もしも作家が刑事だったら、、、?そんな作家×刑事の職業系ミステリ、「作家刑事毒島」の感想を書きました。 作家で刑事でしかも性格にクセがありすぎる! 作家刑事毒島 var today = new Date(); var day = today.getDate(); if( day == 5 || day == 10 || d…

戦国時代が舞台の傑作ミステリー!黒牢城 / 米澤穂信 感想

このミステリーがすごい2022年国内1位など、4大ミステリランキングを総制覇。第66回直木賞に、第12回山本風太郎賞を受賞。そんなにすごいの?と、逆に疑いたくなる無双っぷりですが、ご安心を。めちゃくちゃおもしろかったです。そんな、2021年を代表する国…

【2024年最新】読み始めたら止まらない!のめりこめるオススメ小説15選

ちょっとずつ楽しむはずが、もう最終ページ。時間を忘れて没入できる物語との出会いは、何にも代えがたい宝物! そんな、読み始めたらとまらない、オススメ小説を集めました。 ゴールデンウィークに向けて、本の準備はお済みですか? トリックに酔いしれる!…

心にこびりつく、ミステリー。ザリガニの鳴くところ 原作小説版の感想と考察

家族に捨てられ、ひとり湿地で生きる少女。17年後、死体となって見つかった青年。犯人は誰なのか?「ザリガニの鳴くところ」原作小説の感想と、浮かぶ謎について考察しました。 文庫版が2023/12/5に発売されました! ザリガニの鳴くところ var today = new D…

めくるめく悪夢の世界へ!「忌憶」/小林泰三 ネタバレ感想

この記憶は自分のもの?それとも、、、確かなはずの記憶が、徐々に浸食されていく恐怖とは。日本を代表するホラー作家の短編集「忌憶」の感想をまとめました。 忌憶 var today = new Date(); var day = today.getDate(); if( day == 5 || day == 10 || day =…

同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬 あらすじとネタバレ感想

ナチスドイツに殺された母の仇を取るため、狙撃兵となった少女。仲間と共に狙撃兵となり、敵を殺して殺して、殺しまくった先に見るものとは?2022年本屋大賞受賞作の「同志少女よ、敵を撃て」。感想を書きました。 同志少女よ、敵を撃て var today = new Dat…

犯人はどの大山正紀? 小説「同姓同名」のあらすじと解説

容疑者全員「大山正紀」!?同姓同名が10人以上!あなたは騙されずついていけるか??小説「同姓同名」のネタバレ感想です。 同姓同名 var today = new Date(); var day = today.getDate(); if( day == 5 || day == 10 || day == 15 || day == 20 || day == 25…

殺人鬼にまつわる備忘録/小林泰三 感想と謎を考察

記憶喪失VS殺人鬼!息もつかせぬ展開に、ページが止まらない!「殺人鬼にまつわる備忘録 / 小林泰三」の感想と解説です。 殺人鬼にまつわる備忘録 var today = new Date(); var day = today.getDate(); if( day == 5 || day == 10 || day == 15 || day == 2…

殺戮にいたる病/我孫子 武丸 伏線を徹底解説

殺戮にいたる病 / 我孫子 武丸(さつりくにいたるやまい / あびこたけまる)その驚愕のラストと、そこに至るまでの伏線を解説しました。 殺戮にいたる病 var today = new Date(); var day = today.getDate(); if( day == 5 || day == 10 || day == 15 || day =…

【ドラマ原作小説】元彼の遺言状シリーズがおもしろかった!

「このミステリーがすごい!」2021年 第19回 大賞に輝いた弁護士ミステリ「元彼の遺言状」(新川 帆立 著)大賞も納得!のおもしろさとドラマ版との違いを解説します。 元彼の遺言状 あらすじ ネタバレ感想 とにかく話がスムーズでおもしろい! キツイだけじゃ…

(感想)緑の毒/桐野夏生 リアルな「苦悩」から目が離せない小説

水曜の夜に、目を付けた女性をレイプする開業医の川辺。被害者たちは結託して川辺を追い詰めようとするが、、、 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.scrip…

(読了)読書感想文/紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人

2020年 第18回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作 たまにはミステリ人気作なんかも読んでおこうかな、というわけで購入。 かなりのネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。そして、かなりの辛口感想になってしまいましたので、そのあたりも…

(読了)読書感想文/贖罪の奏鳴曲

久しぶりにミステリー小説を摂取しました。ミステリー小説を読むとき、自分はトリックとか真犯人とか、ほとんど予想せず、最後の種明かしを読んで、うおおおおそうだったのかあああ。と心から驚くタイプです 。 弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を…

江戸川乱歩「人間椅子」の感想と、その世界観を堪能できる作品たち

「人間椅子」あまりにも有名な江戸川乱歩の小説。その世界観を十二分に味わえる作品たちをご紹介します。あの「結末」についても考察してみました。 まずは江戸川乱歩の「人間椅子」 「人間椅子」結末の解釈について考察(ネタバレ注意) 人間椅子ー乱歩奇譚ー…