ホームズとは一味違う、ワクワクいっぱいの冒険譚!その魅力を紹介します。
※この記事では「失われた世界」の光文社古典新訳文庫版(訳:伏見威蕃)について解説しています
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失われた世界(原題:ロストワールド)あらすじ
主人公は
グラディス「私、英雄的なお仕事を成し遂げた有名人が好きなの」
との返答。
これ脈なしでは?(率直)
なんとしてもグラディスの心を射止めたいマローン。
つむじ曲がりで攻撃的、科学界の異端児でほらふき屋と言われる
なんかやばそうな教授だな!
チャレンジャー教授はとある手がかりから
捜索隊メンバーはこちら!/
あれ?チャレンジャー教授は不参加?
教授の参加シーンはみどころのひとつ!読んでチェックじゃ!
捜索隊一行は恐竜の生息地と思しき台地にたどり着きますが、橋が落ちて台地に閉じ込められてしまいます。
しかもこの台地、恐竜以外にも何やら危険な生き物が!?一行は恐竜を見つけて文明社会に生還できるのでしょうか?
ワクワクの冒険がはじまる!
そして、マローンはグラディスの心を射止めることができるのでしょうか?
そこはあまり期待できなそう(率直)。
「失われた世界」の見どころ!
チャレンジャー教授vsサマリー教授
暴力的でへそまがり、大柄な
恐竜の実在は証明できるのか?
冒険の目的は恐竜の実在を学会に証明し、チャレンジャー教授の主張を裏付けること。
写真や動画で説明する?それとも骨を持って帰る?それでは捏造を疑われてしまいます。疑われる余地なく恐竜の存在を証明できるのか?その
映像化も!「ホームズ」だけじゃない、ドイルの名作SF
この作品が描かれたのは今から100年以上前の1912年。当時はSFではなく「科学ロマンス」と呼称されていました。
名探偵ホームズと、作者コナンドイルのことは知ってたけど、SF作品は知らなかったなあ。
ドイルには、シャーロックホームズシリーズの他、怪奇小説、歴史小説、海洋小説、医学小説などなど、幅広い著作があります。
そんな
「古代生物が生き残っている設定」の作品を「ロストワールド物」とも呼びますが、その先駆けとなったのがまさにドイルの「失われた世界(原題 ロストワールド)」でした。
ジュラシックパークの2作目「ロストワールド ジュラシックパーク2」のタイトルにも、「ロストワールド」が入っていますね。
本作は刊行当時から人気を博し、何度も映像化されています。
- 1925年のハリー・O・ホワイト監督版
- 1960年のアーウィン・アレン監督版
- 2002年の「スチュアート・オルメ監督版」はdTVとHuluで見ることができます。
dTV版はこちら
Hulu版はこちら
「失われた世界」/コナンドイルを無料で読む方法
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Kindle Unlimited で読める「失われた世界」
Kindle Unlimitedで読めるのは「光文社古典新訳文庫」版。
そのままだと難解な当時の世俗を踏まえたジョークや、歴史的背景に、ふんだんに注釈が付けられています。
また、単位をメートル法に統一するなど、
1912年の空気感を感じられつつ、読みやすい!
さらに「ストランドマガジン」掲載時(1912年当時)の挿絵はもちろん、ドイル自身がチャレンジャー教授にコスプレ(!)した写真も冒頭に。
ドイルがノリノリでこの作品を描いたことが伝わってくるね!
kindle Unlimitedでは「失われた世界」以外にも「地底旅行/ヴェルヌ」や「ロビンソンクルーソー/デフォー」などの古典作品が豊富に揃っているので、無料体験期間(通常は1ヶ月間)でこれらの作品をまとめて読めるのもいいですね。
青空文庫では読める?
著作権の切れた古典作品は青空文庫で無料で読めることで有名ですが、「失われた世界」は(2023年2月現在)青空文庫のラインナップ外。残念!
青空文庫で読めるコナンドイル作品はこちら
古典作品ならこちらもおすすめ!
古い作品にも魅力いっぱい!