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(読了)読書感想文 Self-Reference ENGINE / 円城 塔 わからないなりに考察

記事内のリンクには広告を含みますが、本の感想は全て正直に楽しく書いてます。ぜひ最後までお楽しみください★

概要・おすすめポイント!

とある事件がきっかけで時空がめちゃくちゃになった世界。
過去改変、時空間移動や攻撃が可能となった世界を、
時にコミカル、時にシリアスに描いたSF短編集

難解で理解不能(自分的に)なストーリーですが
我こそは解読してみせる!という方は是非。

認識不能?!な物語

映画「TENET」をご存知でしょうか?
この映画では、
「通常と逆方向に時間を辿る」能力を使って
敵と戦う男の姿が描かれます。

時間が逆になるだけで難解なのに
本作では時空間が複雑に絡み合っていて、
一本道に時間が進む世界の住人
(私たち)には
認識することすら難しい物語といえます。

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過去改変されても認識できない

本作では、時空が絡み合うだけでなく、
過去を改変したり
他時空から攻撃されることが
当たり前となった世界が描かれます。

自分の目の前のお皿にりんごがあると想像してください。
でも本当はお皿の上にあったのはみかんかもしれません。
過去改変されて、事実も記憶も改変されて気がつかないだけで。

 

私たちは1本まっすぐな時間軸の上に立って
進んでいる、
と思いこんでいますが、
実はこっそり過去改変されているのかも。
でもそれを認識することは不可能なのです。

そう考えると、急にこの世界が不確かなものに思えてきます。
そんなゾワゾワ感も本作の魅力です。

 

おすすめ短編「Japanese」

過去改変を繰り返した結果、
難解になりすぎて読解不能になった日本語

最初は普通の、私たちの知る日本語ですが、
ストーリーが進むにつれて、なんだかおかしなことに、、、

 

さて、ここまで感想を書いてきましたが、
私自身、この感想が正しいのか自信が持てません。
それくらいこの本、難しいんです。
我こそはばっちり理解してやるぜ〜
という方、
ぜひお試しあれ!

 

あ、映画TENETは本当にすばらしいので、
これもあわせておすすめです!

 

 

おしまい。

他にもいろんなSF作品の感想書いてます。
よろしければぜひ。