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読書感想文

これは演技か?殺人か? 緊張感がすごい 「ある閉ざされた雪の山荘で」

これは芝居か?それとも現実の殺人事件か?孤立した山荘で1人ずつ消えていく劇団員たち。驚愕の結末が待つ、ある閉ざされた雪の山荘で/東野圭吾 の感想を書きました。あなたは「視点」の罠を見破れるか? ある閉ざされた雪の山荘で 楽天市場で見る Amazonで…

不老不死と安楽死がセット実装されたら? 百年法 感想

不老不死が一般化された社会で、義務付けられた「100年後の死」。 そんなIFの世界の日本の運命を描いた長編小説 百年法/山田宗樹 の感想を書きました。 百年法 上下合本版 (角川文庫) 楽天市場で見る Amazonで見る 百年法 あらすじ 著者 山田 宗樹氏につい…

館シリーズなのに児童書??びっくり館の殺人 感想

不気味な噂の立つ館に住む、老人と少年。2人との出会いと、友情がもたらす結末は…… 館シリーズにして、児童文学レーベルからの刊行となった異色づくしの8作目、びっくり館の殺人 の感想を書きました。 びっくり館の殺人 館シリーズ (講談社文庫) 楽天市場で…

愛と憎しみの境界を描く4作目 機龍警察 未亡旅団

家族を失い、死をも恐れぬテロ組織となった、女性たち。彼女たちの憎悪に、特捜部はどう立ち向かうのか。 現実社会と創作の境目がますますわからなくなってくる、機龍警察シリーズ4作目 未亡旅団の感想を書きました。本作も涙なしには読めない傑作となってお…

ありえない連続殺人 楽園とは探偵の不在なり 感想

2人以上殺したら地獄行きの世界で、3人以上の連続殺人は成立しうるのか? 特殊設定×館の本格ミステリーで注目をあびた 楽園とは探偵の不在なり の感想を書きました。 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) 楽天市場で見る Amazonで見る 楽園とは探偵の不…

怪獣と反核への願いが交錯する ヒロシマめざしてのそのそと

時は太平洋戦争末期。もしこの時代に怪獣が実在していたら…… 原爆投下ではなく怪獣の着ぐるみで日本を降伏させる!?そんな奇想天外なアイデアに取り組む人々を通して、戦争と抑止力と核の問題を描き出す。ヒロシマめざしてのそのそと の感想を書きました。 …

豪快なトリックが面白すぎる 斜め屋敷の犯罪 感想

クリスマスの夜、斜めの館に何かが起こる…… 読者の度肝を抜いた、あの占星術殺人事件。そのシリーズ2作目となる斜め屋敷の犯罪の感想を書きました。 どうみても事件の鍵を握っていそうなこの傾斜。果たして真相は……? 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫…

わくわくキュンで楽しい!予測不能ショートストーリーズ 文化祭編 感想

その文化祭、何かが起こる!? ちょっとふしぎな文化祭で巻き起こる、12のミラクル青春ストーリーを収録。 はちゃめちゃで、キュンキュンで、ちょっぴり切なく優しい物語が詰まった1冊、予測不能ショートストーリーズ 文化祭編の感想を書きました。 予測不能…

あったかくして読みたい! 雪と氷の極寒ミステリー9冊

さむ~い冬はあったかい布団の中がいちばん! ついでに冷たいアイスクリーム……ではなく、キンキンに冷えた、雪と氷の極寒ミステリーはいかが? 雪で閉ざされた塔に館に山荘に、さらには氷のトリックも!おすすめ9作品を紹介します。 作品はわんこたんセレク…

文化祭、開幕!古典部シリーズ3作目 クドリャフカの順番

いろいろあったけれど遂に完成した、古典部の文集「氷菓」。ところが予定以上の部数を発注してしまい、大ピンチ! さらに文化祭では、謎めいた盗難事件まで発生し……!?古典部シリーズ3作目 クドリャフカの順番の感想を書きました。 クドリャフカの順番 (角川…

今を生きる私たちの道しるべになる1冊 文学キョーダイ!!

ロシア文学者の姉・奈倉有里氏と、小説家の弟・逢坂冬馬氏。文学キョーダイ!!な、おふたりの語らいが、私たちに教えてくれるものとは? 日本と世界、戦争と平和。混迷を深め、不安に押しつぶされてしまいそうな世界を生きていくための、知性とやさしさと発見…

教室シリーズ3作収録の完全版 夏の教室/大塚 英志 感想

永遠の夏、冬の牢獄、壁の中の戦争、眼球のバーコード。 印象的なモチーフが不思議と心に残る、閉ざされた世界のSF、夏の教室の感想を書きました。 夏の教室 楽天市場で見る Amazonで見る 夏の教室 あらすじ 著者 大塚 英志氏について 夏の教室 感想 夏の教…

山手線が転生して加速器になりました。 は、ふわっと優しいみらいのカタチ

「ぼくの名前は山手線。ぐるぐる回るのが仕事です」 使われなくなった山手線を加速器に転用することに。しかしこの加速器、おしゃべりすぎないかい??? ポストパンデミックの世界をえがく、ゆるくてちょっとあったかい、SF短編集 山手線が転生して加速器に…

馬が探偵の異色ユーモアミステリー うまたん 感想

探偵は、関西弁をしゃべる馬! 引退馬ルイスと女子高生のコンビが楽しい、ゆるっと脱力系ミステリー短編集 うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理 の感想を書きました。 うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理 楽天市場で見る Amazonで見る うまたん ウマ探偵ルイ…

犬に、猫に、車!?「人間以外」が大活躍するおすすめ小説

犬に、猫に、車!?人間以外が大活躍する小説を集めました。どうしてなのか、ほっこりする作品が多いのは、人間にはない優しさがあるから……カモ。 \紹介するのはこの6冊!/ パーフェクト・ブルー【新装版】 /宮部 みゆき うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推…

まず良識をみじん切りにします 感想

あなたの良識、みじん切りにして、強火でじっくり炒めました。付け合わせに不快感と裏切りを添えて。 良識と「非」良識の境目がわからなくなってくる?まず良識をみじん切りにします/浅倉秋成 の感想を書きました。 まず良識をみじん切りにします 楽天市場…

エボラ・ウイルスのリアルが、ここにある ホット・ゾーン 感想

画像引用元▶Details - Public Health Image Library(PHIL) 1989年。アメリカヴァージニア州レストンのモンキーハウスで、輸入されたカニクイザルが次々に死亡する事件が発生。これは何らかの感染症なのか?調査の結果、その恐ろしいウイルスの姿が明らかにな…

「すべてが伏線」 は伊達じゃなかった medium 霊媒探偵城塚翡翠 感想

霊媒能力で殺人事件を解決する!?証拠能力もないのにどうやって? 「すべてが、伏線」という挑戦的なキャッチコピーと、あまりにも鮮やかな「転換」で読者の心をつかんだ、このミス2020年第1位の傑作ミステリー、medium 霊媒探偵城塚翡翠の感想を書きました…

あの猫が帰ってきた!『吾輩は猫である』殺人事件のラストを考察

あの「吾輩」が帰ってきた! 舞台は上海!?しかも、あの珍野苦沙弥先生 が殺されただって!? 明治文学がこころおどる冒険推理小説に大変身!『吾輩は猫である』殺人事件 の感想と考察を書きました。 『吾輩は猫である』殺人事件 楽天市場で見る Amazonで見…

天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たち 感想。シリーズ屈指の大問題作!?

軌道娼界ハニカムで目覚めた、冥王斑患者のキリアン。性的奉仕を生業とする美少女ロボットたちに囲まれ、ひたすら性行為して…うーん、これなんの物語だっけ? シリーズ屈指の問題作、天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たち 感想と解説を書きました。 天冥の標Ⅳ 機…

博識すぎる猫の語りがおもしろい 吾輩は猫である/夏目漱石の感想

吾輩は猫である。名前はまだ無い。 珍野苦沙弥(ちんのくしゃみ)先生はじめ、明治の人間模様をおもしろおかしく描いた「誰もが冒頭を知っている、猫小説」の感想を書きました。 吾輩は猫である (角川文庫) 楽天市場で見る Amazonで見る 吾輩は猫である あら…

面白さと寂しさが交錯する2作目 アルモニカ・ディアボリカの感想

前作 開かせていただき光栄です から5年後の1775年 英国。解剖学教室から姿を消したエドとナイジェルに思いを馳せつつ、精力的に活動する、元<バートンズ>。 しかし、とある屍体をきっかけに、仲間とショッキングな再会を果たすことに…… ナイジェルの過去…

異形でも、愛しい。きつねのつき(北野勇作)感想

妻と春子とわたしは3人家族。育児に仕事に、一見ごくありふれた日常を過ごす一家。ですがそこは、人ではないナニかが暮らす、異形の街だったのです。 愛しくて、ちょっと悲しい、でも暖かい。不思議な家族の物語。 きつねのつき (河出文庫) 楽天市場で見る A…

世界観で分類してみた おすすめディストピア小説 特集

極限の世界、独裁の世界、孤独の世界、滅亡の世界……いろんな「負の世界」を描いたディストピア小説を集めてみました。 ユートピア(理想郷)の反対語としてうまれたディストピア。その世界を小説でめぐってみませんか?暗いだけじゃない、奥深いディストピア…

近畿地方のある場所について(単行本版)の感想

近畿地方のある場所■■■■■について、情報をお持ちの方はご連絡ください。 こんな不気味な本、読みたくなるに決まっている! 新しくどこか懐かしいモキュメンタリーホラー。近畿地方のある場所について の感想を書きました。 近畿地方のある場所について 楽天…

やっぱり原作小説はおもしろい!オリエント急行の殺人 感想

雪で立ち往生した長距離寝台列車で起こる殺人事件。 犯人はいったい誰なのか。謎の目撃情報が錯そうするなかで、ポアロが導き出した推理とは?? みんな知ってる超有名なあの結末。改めて読んだ感想を書きました。 オリエント急行の殺人 (クリスティー文庫) …

すべての館はここから始まる 暗黒館の殺人 感想

綾辻行人 館シリーズ7作目は、過去最高のボリュームと怪奇幻想の闇をたたえた、その名も暗黒館の殺人! 全4棟の暗黒の館に迷い込んだ江南の運命は……?感想を書きました。 暗黒館の殺人(一) (講談社文庫) 楽天市場で見る Amazonで見る 暗黒館の殺人 あらす…

暗黒館の殺人 第4巻の感想と余韻を語る

ついに読み終わってしまいました。綾辻行人 館シリーズの7作目にして文庫全4冊の大長編ミステリー、暗黒館の殺人。 最終 第4巻は怒涛の解説にまさかの展開。そしてラストの絶妙な余韻に終始圧倒されていました。 読書好き管理人わんこたんによる、暗黒迷宮の…

暗黒館の殺人 第3巻を考察しながら読んでみる

綾辻行人 館シリーズの7作目にして文庫全4冊の大長編ミステリー、暗黒館の殺人。 とにかく長い上に、その怪奇幻妖っぷりは過去最高レベル。館は全4棟あり、登場人物の血縁関係も複雑。さらに視点はあちこちに跳躍し、読み切るだけでなかなか大変な作品です。…

暗黒館の殺人 第2巻を考察しながら読んでみる

綾辻行人 館シリーズの7作目にして文庫全4冊の大長編ミステリー、暗黒館の殺人。 とにかく長い上に、その怪奇幻妖っぷりは過去最高レベル。館は全4棟あり、登場人物の血縁関係も複雑。さらに視点はあちこちに跳躍し、読み切るだけでなかなか大変な作品です。…