そんな「雑談」が苦手な人は多いはず。
なぜ雑談は難しいのか。どうしたら苦手な雑談を乗り切ることができるのか。
そんなあなたに役立つ書籍のご紹介です。
雑談をうまく続けるコツは?
まず結論:
雑談とは、「微妙な間柄の人と、適当に話をしながら、なんとなく仲良くなる」という、とても繊細な会話の方式です。(はじめに より)
雑談は、例えるならば
ようなもの。
会話のラリーを続けたいのに、結論を言ってはラリーが終了してしまいます。
だから結論を言ってはいけないのです。
- 「要するに」で話をまとめるのはNG。
- 「数字やデータで論理的に返答する」なんてもってのほか。
じゃあどうしたらいいの?涙
とにかく結論を導かず会話のラリーを続けながら、ふんわりと人間関係を構築、そして適度なタイミングで離脱。そんな雑談の「お作法」を身に着けられる一冊です。
書籍「超雑談力」のよいところ
「1対1でダラダラ続く雑談」対応に特化
雑談中にこんな悩みを感じたこと、ありませんか?
- とりあえずの「褒め」「褒められ」への返答に悩む
- 興味ない話題だけど興味ないことを悟られないようにリアクションを取りたい
- 共通の話題がみつからず、すぐに沈黙する
本書では、1対1の雑談でおこりがちな、ありとあらゆるシチュエーションが登場し、それらの対応を一問一答形式で解決してくれます。
例えば「褒められたときにはどうすればよいか?」についての対策は以下の通り。
そもそも、褒めた側は軽い社交辞令で褒めただけ。(中略)正解は、素直に「ありがとうございます!」 とお礼 を言うことです。仮に社交辞令だったとしても、お礼を言われて悪い気持ちになる人は いません。(本書 135ページより)
え、褒められるのって社交辞令だったの、、、涙
気づけてよかったね。
「他人」に興味をもてるようになる、かもしれない
実はそれ、順番が逆かもしれません。
のではなく
本書では雑談の「意外なメリット」も紹介しており
他人を避けずに試しに雑談してみようかな、という気持ちを奮い立たせてくれます。
2022年にブログ用twitterアカウントを作成し、フォロワーさんと交流するべく、(そして、願わくばブログへの流入を増やすべく)見ず知らずの他人にリプを送ることが増えました。意外にも、リプで少し雑談するだけでも、そこから他人への興味が広がるものです。
書籍「超雑談力」の足りないところ
実際の雑談時に本の内容が思い出せない
いざ雑談!してみると
「あれ?ここからどうやって話を膨らませるんだっけ?」と焦ります。学んだことを本番で思い出せないのは人生の常。
そこで、本書で紹介されている数々の雑談技術のうち、
わんこたんは会話に詰まったら「『最近ハマってるものありますか?』と聞いてみる」を実践してみようと思います。
「趣味は?」と尋ねるとつい身構えて考えてしまうけど、「ハマっているもの」だと、相手も気楽な気持ちで答えやすいんだってさ!(本書より)
会話の輪に入る方法は書かれていない
本書は「すでに始まっている雑談をどう乗り切るか」をメインに書かれており、「雑談の始め方」「会話の輪への入り方」については、ほぼ言及されていません。隠キャにはちと辛い仕様です。
辛い!
勇気を持つのじゃ
戦略的な雑談には向いていない
ビジネスで相手と雑談しながら自分の仕事の話題(営業、提案、相談)につなげていきたいシーン、わんこたんが最も苦手とし、しかし仕事で高頻度に必要とされる「戦略的雑談」技術。本書では言及がありません。少し残念。
(まとめ)「超雑談力」はこんな方におすすめ
雑談中に会話が途切れたり盛り下がったりするのが苦手な方。
他人と関わる勇気が持てない方
ある程度雑談するのが得意で、ビジネス目的で戦略的に雑談したい人には不向きです。
「超雑談力」はKindle Unlimited対象!
2023年1月5日現在、「超雑談力」はKindle Unlimited対象。
登録していれば無料で読めます。
月額980円ですが、無料お試し期間もあり、かつ期間中に解約すれば料金も請求されないので、この機会にサクッと雑談力を身につけちゃいましょう。