株式市場に上場している企業が決算時に発表する
財務諸表
その中でも特に重要とされる
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の
財務三表の読み方をとことん!やさしく!教えてくれる本です。
財務三表の読み方に限れば、簿記3級のテキストより
ずっとわかりやすいですw
基本的にはクイズ形式で、
この貸借対照表は(例:ブックオフとメルカリ)のどちらかな?
という感じで説明がすすみます。
コメダとドトールの比較、
セブン銀行と三菱UFJの比較
ZARAとFリテ(ユニクロ)の比較
といった、我々一般人にもなじみのある企業達が登場しているので
この企業はこんなところで収益を上げているのか!など、
驚き楽しみつつ読むことができますね。
「世界一楽しい」の名はだてじゃない!
決算が読めれば投資で勝てるのか??
当然ながら、、、
この本はあくまで決算書の読み方の本なので、
じゃあどの会社の株を買ったら儲かるのか?
という解説はありません。
ふたつの会社の決算書を比較してみよう!
→こういうビジネスモデルの違いが決算に反映されているね!
という解説ですので
ふたつの会社の決算書を比較してみよう!
→どっちの会社に将来性があるかな?
という内容ではないということです。
当たり前ですが!
そこは自分の頭で考えなくちゃいけないわけですよね。
当たり前ですが!
(そもそも、株を買うべきか?は決算書の内容、未来の業績予測と、
実際の株価のギャップから判断すべきことなので、
決算書を読み、かつ現在の株価と比較する必要があるんですよね。
初心者が偉そうに、、、とかいわないで~)
おまけ-なんで財務諸表はとっつきにくいのか?
投資初心者(ザコ)の自分に言わせると
数字ばっかりで頭に入ってこないから!
でしょうか。
投資してるんだから数字くらいちゃんと読めや!て怒られそう、、、
例えば、とある企業の財務諸表(貸借対照表)
この二つの表で、会社の資産の状況と、資金調達の内訳がわかるんです!
といわれても、はああ?という感じになりませんか。自分はなります。
これを、もちょっとわかりやすくしたのがこちら↓
前年との比較や、割合がぐっとみやすくなりました!
これはマネックス証券さんが提供している「銘柄スカウター」の画面です。
銘柄スカウターを使うには、マネックスさん口座開設する必要がありますが、
IRBANKさん(←リンク飛びます)も無料でこのような情報を公開していて、
すごくわかりやすいです。
同業他社との比較も、これでばっちり!
ただし、これで投資に勝てる!かどうかはまた別のお話ですw
おしまい。