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シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| ライト層の感想

記事内のリンクには広告を含みますが、本の感想は全て正直に楽しく書いてます。ぜひ最後までお楽しみください★

昨日、シンエヴァを観てまいりました。

 

観ようかどうか迷ってましたが、先日のNHKの「プロフェッショナル」を観て、
これは最後まで見届けねば、、、
と思い立ち、無理やり半休をとりましたw

 

前提として、自分はエヴァンゲリオンのコアなファンとかでは一切なく、

・序破Qはひととおり観た
・テレビ版も断片的に見た記憶はあるが、結末は忘れた
(おめでとうおめでとうのやつだっけ?)
・ガフの扉?黒い月?リリンなのリリスなのどっちなのなんなの?

くらいの緩い認識しかないので、その前提で感想を読んでいただけたら幸いです。

・ネタバレなしの感想(ページ下にネタバレアリの感想あります)

・序破Qまで何年もかけて追ってきたけど、Qはわけわからなかったし、
シンエヴァ見て大丈夫なのかな、、、と思っている方
→大丈夫です。ぜひ観に行ってください。
庵野監督のエヴァからの卒業を見届けてやってください。

 

・上映時間が長いので座りっぱなしでお尻が痛くなります。
周りの席でも、もぞもぞ動く人かげ。そうだよね。みんなお尻痛いよね。

 

・ATフィールドがまぶしい。というかチカチカする。
ポリゴンショックを思い出すレベルなので、心配な方は目をつぶるなど
注意しましょう。

 

・本当に、シンが完成してよかった。監督が死ななくてよかった。

 

・ネタバレありの感想

 

・ポスターでみかけた塔っぽいモチーフはエッフェル塔だったのね。

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塔っぽいもの

 

・現実だと海に浮かぶ戦艦を空に浮かべて盾にしたり、
ミサイルにしたりするアイデア、すごく好き、、、

 

・マリのピンクのエヴァにグルグル回るごついアームがついて、
ぶんぶん振り回すのも、すごく好き、、、

 

・パリ復活。あの赤い地表、元に戻るの!!びっくり!!
街並みだけじゃなくて車や自転車もきれいな状態に復活。人はいない。

 

・ニア・サードインパクトをニアサーニアサーって略するの
じみにおもしろい。アラサーみたいじゃん。

 

・第三村到着。この人たちはニアサー時にどうやって生き延びたの??

 

・プロフェッショナル見てたからちょっと知ってたけど、
かつての学校の仲間が生きててうれしい。
しっかし、Qででてくるトウジの名前入りシャツを
NERVはどうやって入手したのか。拾って洗濯したのか。

 

・ご飯食べないシンジくんにキレるお父さん。
こういうみてる側の気持ちを代弁するキャラ、大事ですね。

 

・高校の仲間たちもアスカも、14年の年月とニアサーの混乱を経て、
精神的に「おとな」になってしまった。
シンジくんだけこどものまま取り残されている。14年も眠っていたし。

 

・レーションそんなに突っ込んだら窒息死するよおお

 

アヤナミ(仮)がひたすらかわいい。お風呂いいよね。ポカポカするよね。

 

・田植え・釣り・絵本/安野モヨコ

 

・村はヴィレによる謎バリアーで守られている。パリのと同じやつっぽい。

 

・村のシーンは長かったけど、シンジ君が立ち直るさまを
丁寧に時間をかけて描いてくれたのはよかった。

 

・いろいろと過去の説明が入る。

ニアサーの直前にシンジ君の背中を押したのはミサトさんであり、
ニアサーを引き起こしたことについて、
シンジ君の責任はミサトさんの責任でもある。
ミサトさんもシンジ君と同じように、人類への十字架を背負っている。
(と私は理解しました。)

 

・それにしたってQではそのあたりの経緯を誰も説明してくれないんだもの。
そりゃシンジくんだって家出するよ、、、
でも「シンジ君に大人がちゃんと説明してくれない」の流れは
もはやエヴァの様式美のような気がしてきたので、
もう気にしないことに決めましたw

 

虚数宇宙は人間には知覚できない云々の理由で
いろんなイメージ映像に置き換わります。ここらへは(監督の)やりたい放題。
真剣なシーンなのに、スマブラのおもしろ背景ステージみたいになってて
笑っていいのかなんなのか。


・プロフェッショナルのあのシーン、ここにでてくるのか!!!

 

・CGで描かれる巨大アヤナミレイ
意味わからないしめっちゃ気持ち悪いです、、、

 

碇ゲンドウ、ユイ、シンジ君、アスカ、冬月さん
それぞれの心情を非常にわかりやすい形で着陸させ、
明確に「ハッピーエンド」を描いていたのは意外だった。

エヴァのことだから、登場人物はモヤモヤした気持ちを抱えたまま、
なんだかよくわからない感じで終わると思っていたので。

こういうのでいいんです。ライト層にはこれで十分なのです。

 

(もちろん、世界設定とか相変わらず理解できないし、
真希波マリの正体とかもぼんやりですが。まあ、いいや。)

 

(追記)
マリはコミック版に登場しているとのこと。
コミック版とシンでは物語が違いますが、参考になりそうなので
今度買ってみようかな。(全14巻セットでkindleなら8000円くらい。)
思ったより安い!!(うれしい)

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・ラストシーン、プロフェッショナルの冒頭とつながってる!
NHK、やりおるな、、、

 

・でも、本音をいってしまうと、破→Qの間の14年間が
あまりに説明不足だと思うので、スターウォーズのローグワンみたく、
「あいだ」の物語を観たいと思ってしまうのです。
(こうして庵野監督へのプレッシャーが増えていく。)

 

・素晴らしい作品でした。追い続けてよかった!!
監督ありがとう!スタッフのみなさんありがとう!!
(エンドロールに登場するアニメ制作会社の数の多さよ、、、)

 

おしまい。