ここ1,2年、感染症に関する予測で名前を聞くようになった「数理モデル」
結局、数理モデルとはなんなのか?ということを知りたく、
こちらの本を購入しました。
2人の登場人物の対話形式で書かれていて、非常にとっつきやすいです。
読者側のキャラとして登場する「青葉」は、
説明でちょっとわからないことがあると
「ちょっとなにいってるかわからない」と富澤さんのように(?)
突っ込んでくれて、とっても頼もしいです。
と、いいつつ、いくつかの証明に関する途中式が結構難しくて、
高校時代の数学の知識を呼び起こしながら読んでいます。
(積分、Σ記号、コンビネーション、、、まじで覚えてない)
高校生でこのあたりの数学知識を学んだばっかりの頃に読んだら、
「自分の学んでるわけわかんない数式がこうやって役に立つにのか!」
と感動できたかもしれない。
(役に立つとか役に立たないとかで線引きするのも学問の本質ではないと思いますが
勉強のモチベーションのあげかたのひとつ、としてなら、有用なのかと)
証明式でわからないところは、飛ばしながら読んでもいいと思います。
でも、ひとつひとつ、順を追って紙に書いて理解していこうって
花京院くん(本書に登場するキャラ。青葉に数理モデルを教える)
も言ってますし、ここはひとつじっくり勉強してやろう!
ということで頑張って読んでいます。
本筋からそれますが、本書でΣ記号のことを
「ただの足し算の略号だよ」
「繰り返しの足し算の式を全部書くと長くなっちゃうから、
省略するんだよ」
と紹介していて、高校生当時Σとかn→∞に苦労した身としては、
すとんと腑に落ちる感じがありました。
この説明を高校の時に聞いてたら、とっつきやすさが違ったかもしれない、、、!
ぐぬぬ。
(追記)読了したので、感想文の最終稿をアップしました。