なんでこんなムズカシソウナ本を買ったかの経緯はいかに。
つまるところ、「三体」の舞台になる文化大革命について
良く知らないから調べたかっただけです。
※ちなみに「マンガでわかる!!文化大革命」的なものをお求めの方、
本ブログのラストをお読みください。
無料のマンガが毎日新聞社さんのサイトで公開されています。
なんとか3分の1くらい読んでわかってきたこと。をちょっとまとめました。
<1956年>
・自分の地位を誇張し、個人崇拝(スターリンへの崇拝)を奨励し、個人専断に走った
とのこと。
毛沢東は「スターリンを批判したフルシチョフ」を批判しつつ(ややこしい!)
スターリンの誤った部分を考慮して、より洗練された共産主義社会を目指したかったようです。
<1958年>
そうして毛沢東が開始したのが「大躍進政策」、
その一環として作られたのが生まれたのが「人民公社」
です。
工・農・商・学・兵という要素をまとめた「大公社」を社会の基本単位とし、
集団労働させたり労働に点数をつけて評価したり、公共食堂を作って、みんなここでご飯食べるようにしたり、自由市場を閉鎖したりしたと。
そうやって人民を管理する社会システムを作ったのです。
しかし、この人民公社のシステムはうまくいきませんでした。
あちこちの公社で無理な労働が行われたり、食料不足が起きたり、
生産高の水増し報告が行われたり、、、
なんかいかにも「共産主義社会の失敗」という感じで失敗し、
毛沢東の指導権が大きく揺らぎます。
1958年~1961年で1500万人~1800万人の餓死者を出したともいわれます。
、、、なお文化大革命が始まるのは1966年です。
まだ始まるところまで至ってません!!!ぎゃー
この本、絵がない、イラストがない、というわけでゆとり脳のワタクシには
読むのに非常にハードルが高いです。
なんかいい本ないかな~と思っていたら、Twitterのフォロワーさんから
池上彰氏が関連する書籍を書いていた、との情報をいただきました。
kindleだと660円 おやすい!(2020/4/19現在)
いつか買う!(ほしいものリストに入れた)
なお、文化大革命について、簡単にまとめた無料マンガもありました。
これ読んでから勉強すればよかったのでは、、、