わたし、恐竜好きです。
そんなに詳しいわけではないけれど。
なので、こちらの本で恐竜についてもっと詳しくなりたいと思います。
タイトルの通り、著者は鳥類学者です。
なので、恐竜の専門家ではないです。(冒頭にその旨断り書きもあります)
なのに!恐竜の解説がめちゃめちゃ楽しくわかりやすい。
さらに、鳥類学者ならではの視点からみた、
恐竜と鳥類の比較、つながりも学べて、とってもお得な感じです。
恐竜はなにせ化石(大部分は、骨)しか残っていないので、
とにかく謎だらけ。
別種と思われていた恐竜が、実は同種の成体と幼体だったり、
いつのまにか図鑑から名前が消えてしまったり(exブロントサウルス)
図鑑での描かれ方が、ほんの数年でがらっとかわってしまったり。
変化の激しいジャンルなのです。
(最近の恐竜図鑑を開くと、結構な確率でふわもこの羽毛まみれの恐竜で
埋め尽くされているようです。ふわもこ。
平成〇年世代としてはなかなか衝撃的)
ある意味、想像の余地がたっぷり残されている、
そんな生き物だからこそ、恐竜は人気なのかもしれないですね。